必要額シミュレーション

【パターン別】セミリタイア必要資産額 徹底シミュレーション(解説あり)

仕事を辞めたい人

セミリタイアにいくら必要か…なんとなくの目安が知りたいなぁ。

そんな方に向けて、あなたのセミリタイアに必要な資産額がいくらか、その目安をお伝えします。

本記事では、世帯構成(独身/夫婦2人/子供有無)に、セミリタイアにいくら必要か、シミュレーションして解説します。

もっての☆ほかお

セミリタイアの第一歩は、「いくらあればセミリタイアできるか」を知ることです!

先にシミュレーションの結果をお示しすると、次のとおりとなります。

それでは、順番に解説していきましょう。

この記事の著者
おなまえ

セミリタイアブロガー

もっての☆ほかお

motteno-hokao

プロフィール

『セミリタイアのすべてが分かる』をコンセプトにブログ運営中
東証一部上場企業のアラサー会社員(人事担当者)
2023年9月 セミリタイア予定
2021年2月 資産額 2,156万円
プロフィール詳細

シミュレーションの前提条件

まずは、簡単に本シミュレーションの前提条件をお伝えします。

セミリタイア必要額 計算方法

本シミュレーションでは、セミリタイア必要額を次の計算式から求めます。

(年間生活費 - セミリタイア後の年収) × 25
+ 特別支出

この計算式の詳しい考え方・具体的な計算方法について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。

もっての☆ほかお

セミリタイア界隈で常識となっている【4%ルール】や、【特別支出】の考え方を解説しています。

【徹底解説】セミリタイアに必要な資産・貯金はいくら?(FIREへの第一歩) 仕事を辞めたい人 いくら貯金したら会社を辞められるんだろう。。できるだけ早くセミリタイアしたいけど…。 ...

年間生活費・特別支出の考え方

シミュレーションに使用する、年間生活費・特別支出額は、それぞれ次の考え方で算出します。

年間生活費: 世帯構成別の平均額

年間生活費は、2019年 家計調査(総務省統計局)から【世帯構成別の平均額】を使用します。

参考(平均額の算出方法)

単身世帯
  「無職単身世帯」平均支出15.2万円/月を使用
夫婦2人世帯
  「無職2人以上世帯」の平均支出を「2人世帯」に
  割り戻して算出した23.2万円/月を使用
夫婦2人+子1人世帯
  「無職2人以上世帯」の平均支出27.5万円 / 月を使用

もっての☆ほかお

あまり難しいことは考えず、「平均額を使っている」と思っていただければOKです!

特別支出: ケースに応じて準備

「特別支出」は、それぞれ次の額を、各世帯構成別に算定します。

出産費用: 51万円 / 1回
 (公益社団法人 国民健康保険中央会「出産費用 平成28年度」より)

教育費用:1,049万円 / 1人
 (文部科学省「子供の学習費調査(平成28年度)」より)
 ※ 子ども1人あたり, 幼稚園から高校まで公立、大学のみ私立の場合

介護費用:494万円 / 1人
 (生命保険文化センター「H30生命保険に関する全国実態調査」より)
※ 平均期間4年7か月 × 平均費用7.8万円/月 + 一時費用69万円

もっての☆ほかお

介護費用は「親の分は親自身が負担する」ことが一般的なので、自分自身にかかる費用のみ「必要額」として準備することとします。

【パターン別】セミリタイア必要資産額 シミュレーション

ここからは、実際のシミュレーションです。

セミリタイア後の収入次の3パターンとして、シミュレーションしていきます。

  1. 世帯年収【50万円】
  2. 世帯年収【100万円
  3. 世帯年収【200万円

① 世帯年収【50万円】は簡単なアルバイトで達成できる額

② 世帯年収【100万円】は、アルバイト or ちょっとした副業で達成できる額

③ 世帯年収【200万円】は、副業として会社員時代からしっかり準備すれば十分可能な額。(あくまで「世帯」年収なので、夫婦の場合、2人で達成すればOKです。)

セミリタイア後の世帯年収が【50万円】の場合

まずは、セミリタイア後の年収が【50万円】のパターンです。

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セミリタイア後はできるだけ働きたくない!」と言う方はこちらです。その分、必要資産額が多くなりますね!

① 単身1人世帯: 3,800万円

  • 年間生活費: 182.4万円(15.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 50.0万円
  • 特別支出: 自身の介護費用: 494.0万円

(182.4万円 - 50.0万円) × 25 + 494.0万円
3,800 万円

② 夫婦2人世帯: 6,700万円

  • 年間生活費: 278.4万円(23.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 50.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)

(278.4万円 - 50.0万円) × 25 + 988.0万円
6,700 万円

③ 夫婦2人+子ども1人世帯: 9,090万円

  • 年間生活費: 330.0万円(27.5万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 50.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)
          子の出産・教育費用: 1,100万円

(330.0万円 - 50.0万円) × 25 + 2088.0万円
9,090万円

セミリタイア後の世帯年収が【100万円】の場合

続いて、セミリタイア後の年収が【100万円】のパターンです。

ここまでは、基本的に、住民税非課税世帯となります。

もっての☆ほかお

セミリタイア後「週4日×5時間」程度ならアルバイトをしてもいいと言う方はこちらです。

夫婦の場合50万円ずつ稼げればいいので、半分の「週2日×5時間」ずつ。比較的楽、と言えるのではないでしょうか。

④ 単身1人世帯: 2,550万円

  • 年間生活費: 182.4万円(15.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 100.0 万円
  • 特別支出: 自身の介護費用: 494.0万円

(182.4万円 - 100.0万円) × 25 + 494.0万円
2,550 万円

⑤ 夫婦2人世帯: 5,450万円

  • 年間生活費: 278.4万円(23.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 100.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)

(278.4万円 - 100.0万円) × 25 + 988.0万円
5,450 万円

⑥ 夫婦2人+子ども1人世帯: 7,840万円

  • 年間生活費: 330.0万円(27.5万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 100.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)
    子の出産・教育費用: 1,100万円

(330.0万円 - 100.0万円) × 25 + 2088.0万円
7,840 万円

セミリタイア後の世帯年収が【200万円】の場合

最後に、セミリタイア後の年収が【200万円】のパターンです。

こちらは、夫婦だと「週4日×5時間」程度のアルバイトを2人ですれば達成可能な年収です。

もっての☆ほかお

副業でも、会社員時代からしっかり準備しておけば十分達成可能な金額ですね!

⑦ 単身1人世帯: 50万円

  • 年間生活費: 182.4万円(15.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 200.0 万円
  • 特別支出: 自身の介護費用: 494.0万円

(182.4万円 - 200.0万円) × 25 + 494.0万円
50 万円

⑧ 夫婦2人世帯: 2,950万円

  • 年間生活費: 278.4万円(23.2万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 200.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)

(278.4万円 - 200.0万円) × 25 + 988.0万円
2,950 万円

⑨ 夫婦2人+子ども1人世帯: 5,340万円

  • 年間生活費: 330.0万円(27.5万円×12ヵ月)
  • セミリタイア後の年収: 200.0万円
  • 特別支出: 夫婦2人の介護費用: 988.0万円(494万円×2人)
    子の出産・教育費用: 1,100万円

(330.0万円 - 200.0万円) × 25 + 2088.0万円
5,340 万円

まとめ: なるべく少ない資産でセミリタイアするには…

あらためて、「セミリタイア必要資産額」を見てみましょう。

表のとおり、必要資産額は、【セミリタイア後の世帯年収】に大きく左右されることが分かります。

また、今回は【年間生活費】は平均額を使用しましたが、リタイア後、もう少し安く生活できれば、必要資産額はもっと少なくて済みます。

(年間生活費 - セミリタイア後の年収) × 25
+ 特別支出

勘のいい方なら既にお分かりかもしれませんが、上の計算式で、【年間生活費】もしくは、【セミリタイア後の年収】を改善すれば、改善した額の25倍、必要資産が少なくて済むことになります。

例えば、月1万円安く生活すると、必要資産額は300万円少なくて済みます。

1万円 × 12ヵ月 ×25 = 300万円

海外セミリタイアをすると、必要資産が大幅に少なくて済むのはこういうわけですね。

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今回のシミュレーションは、一定の目安として、実際の必要額は、以下の記事を参考に、しっかりと計算してみてください!

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以上です。皆さんがセミリタイア生活を目指す一助になれば幸いです!それでは!

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