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在宅勤務で残業が増えた!その意外な理由とは!?

残業に疲れている人

在宅勤務することが多くなって、残業が増えた。。
なんでだろう。

労働政策研究・研修機構の調査では、在宅勤務を実施する人の約20%が「長時間労働になりやすい」を在宅勤務のデメリットとして挙げています。

厚生労働省「テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン」より

在宅勤務と長時間勤務、よく考えると直接関係が無いように感じますが、なぜ在宅勤務をすると労働時間が増えるのでしょうか。

環境面・ハード面・コミュニケーション面で多少の障害はあるかもしれませんが、本質的な問題はそこではありません。

問題は「パーキンソンの法則」にあります。

ことの本質を知ることで、在宅勤務時の「無駄な」労働時間を削減することができますので、是非参考にしてみてください。

この記事の著者
おなまえ

セミリタイアブロガー

もっての☆ほかお

motteno-hokao

プロフィール

『セミリタイアのすべてが分かる』をコンセプトにブログ運営中
東証一部上場企業のアラサー会社員(人事担当者)
2023年9月 セミリタイア予定
2021年2月 資産額 2,156万円
プロフィール詳細

パーキンソンの法則とは

「パーキンソンの法則」は、1958年にイギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した次の2つの法則からなります。

  1. 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
  2. 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

この2つの法則は、繁栄を誇った英国が凋落していくにも関わらず、役人の数は増え、役人が仕事の量に関係なく数を増やしていたこと、財源は使い切ってしまうこと、から発見されました。

来週金曜日まで」の業務を与えられたとき、その業務の完了は、実際の仕事量に関わらず「来週の金曜日まで」膨張する。

このような状況はまさに「パーキンソン第1の法則」によって説明できます。

在宅勤務の実施によって通勤時間が無くなり、相対的に仕事に「使える時間」が増えた会社員。

出社時と同じ業務をしているにも関わらず残業時間が増えた、ということであれば、仕事の量が与えられた時間をすべて満たすまで膨張しているのかもしれません。

時間の浪費を回避する方法

先述した例においては、与えられた時間を短くした場合でも業務のクオリティに大きな差はないと言われています。

時間をかければそれに比例していいものができるわけではない。

このことは経験上ご存じの方も多いのではないでしょうか。

時間の浪費を回避するには、パーキンソンの法則を理解・意識した上で、「使える時間ベース」ではなく「業務量ベース」で仕事をするほかありません。

在宅勤務で「使える時間」が増えても、実際の「業務量」を自ら増やさないことを意識して業務にあたることが大切です。

「在宅勤務で残業が増えた!」のまとめ

私自身、4~6月はコロナ下の在宅勤務で、前年度に比べて労働時間が大幅に増えてしまいました。

「パーキンソンの法則」は以前から知っていたものの、やはり意識していないとどうしても「使える時間」にフォーカスしてしまい、時間を浪費してしまいがちです。

外野手がゆっくり落下点に入ろうとしてエラー、という状況に似ている気がしますね。早々に落下点に入って(仕事を切り上げて)自分の時間に使いましょう。せっかく在宅勤務をしているのですから。

余談ですが、パーキンソン第2の法則「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」も非常に大切な知見です。

収入が増えても貯金が増えない人、是非意識してみてください。

意識しない限り仕事量・支出額は際限なく膨張を続けます。

しっかりと意識して、いずれも必要最小限にできれば、人生がいい方向へ進むはずです。

それでは。